現代を生きる心得

様々な価値観で溢れた現代。しっかりした自分を持とう。

新社会人のキラキラさを失った君たちへ

社会人というものを経験していくと、自分ではどうしようもない壁にぶつかったり、限界が見えてきたりします。

 

入社1年目であれば、常に新しい事だらけでキラキラ働いていたのではないでしょうか。

 

しかし、時がたつに連れて不満や理想とのギャップが見えてきます。

そして良く聞く言葉が こんなに頑張ってるのに給料が上がらない 

 

自分の周りにもそういう愚痴をこぼす知り合いがいたり、自分も思っていた時期がありました。

 

この愚痴に対して、マジレスしてみたいと思います。

(昔の自分に向けて)

 

 

前提として、頑張ったから給料が上がる という考えが間違っています。

 

・会社があなた方、社員を雇ってお金を稼ぐ。

・会社があなた方を評価する。

・会社が利益分から支払い可能な範囲で相応の毎月の額を決める。

・契約した通りの額面を支払う。

 

給料が上がる・上がらないは会社が決める事です。

あなたが決める事ではありません。

契約内容が全てです。

 

頑張る事に対価を支払っていたのでは、会社が倒産してしまいます。

そもそも頑張るなんて曖昧な言葉を測定する事も数値化する事もできません。

物理的に不可能です。

一人で残業してようが、家で勉強していようが、社長・上司が24時間年中無休であなたを見ている訳ではありません。

お父さん・お母さんではないのですから。

見ていたとしても、頑張ったなーというお情け・同情で上がる訳ではありません。

会社の評価制度があなたの給料額を決めるのです。

 

あなたが入社する時、給料額を提示されるはずです。

それに納得したはずです。(納得したとみなされます)

 

給料を上げたければ、上がる努力をしましょう。

その努力とは、目の前の作業を頑張って行う事ではありません。

もちろん、目の前の作業を遂行する事はあなたに課せられた義務です。

 営業であればテレアポや飛び込み、技術者であれば物作り。

それらの作業は、あなたに給料を支払っているのだから、当然行わなければいけません。

しかし、目の前の作業をせっせと頑張る事は、給料を上げる事とは別問題です。

切り離して考えましょう。(インセンティブ、フルコミッションであれば例外ですが)

 

・会社の評価制度を理解し、その評価を受けるような行動をする

どのように給料が決められるかは、そこの会社次第です。

まず、会社が何を求めているのか理解しましょう。

能動的に動くようになれば、結果的に目の前の作業を効率化・最適化されたりするでしょう。

 

・会社の売上、利益を把握する

あなたがどんなに評価を受けようとも、会社が稼げてなかったら給料を支払う事はできません。

人件費だけが膨らみ会社は倒産します。

極端な話、月100万欲しいのに会社が月90万しか稼げてないとしたら、支払えないのは目に見えてますね。

会社のキャッシュに興味がないのに給料を上げろというのは自己中であり乱暴です。

売上や利益率、人件費などに興味を持ちましょう。

自分がどのくらい貢献できているか、見えてくるようになるのではないでしょうか。

 

・上司、社長と交渉する

あなたの給料を決めている、もしくは更に上の人を納得させましょう。

あなたの頑張りを具体的にどう会社の利益に貢献したかを説明し、額面を交渉しましょう。

 

交渉なんて、、、と思われる方もいると思いますが、あなたは奴隷ではありません。

企業と労働者は対等な立場なのです。

交渉が苦手なのであれば、それはあなたの責任です。

苦手を克服する努力をするか、転職するなりしましょう。

 

そして何より、頑張っているのはあなただけではありません。

あなたは別の人の頑張りを知った上で、その愚痴を言ってますか?

・会社を設立してここまで育てた経営陣

・あなたより何年も前から働いている先輩、上司

・口に出さないけど、あなたより頑張っているかも知れない同僚

 

 

 

 

それでも、会社が自分を評価して自動的に給料上がるべきと思うなら

 

自分で会社を起こしてください。

 

そして、自分の望む通りの理想の会社を設立してください。

あなたにサジを投げた訳でも、冷たい事を言ってる訳でもありません。

そこまで自分の努力=額にしたいのなら、あなたが決める側になれば良いのです。